OTHER 2022.08.24

編集部が独断と偏見で選ぶ
離島×ワーケーション
おすすめの島3選

アフターコロナを見据えた働き方は、ますます多様化されることが想定されます。もし叶うならワーケーションとかしてみたい、しかもリゾート感満載の離島ならベスト!
そんな方のために、SHIMA-omoi編集部が独断と偏見で選んだ離島×ワーケーションおすすめの島をご紹介。

SHIMA-Omoi編集部
日本にある有人離島の情報を発信するSHIMA-Omoi編集部。250島以上の離島情報の収集・発信のほか、特集の取材・撮影のために多くの離島を訪れている。
快適な業務環境を維持できる
3つのポイントから選定

コロナ禍によって在宅での業務が以前よりも増加。オフィスに出社しなくても比較的業務が円滑に進行する体制が整備されてきたこともあり、離島でのワーケーションにも現実味が出てきました。大好きな離島でリゾート気分を満喫しながらの作業は憧れではあるけれど、業務に支障がでてしまうのは本末転倒。
しっかりとした環境が整っている場所を選びたいものです。そこで、SHIMA-omoi編集部では、3つのポイントを基準にして、ワーケーションにおすすめの離島を選定しました。

最初のポイントとしては、オンラインによる商談が多くなってきたとはいえ、いざという時に移動を求められるケースもあることから「都市部へのアクセス」の利便性。陸続きの場所と比べれば不便なのは前提ですが、その中でも比較的アクセスの利便性も意識しました。
ポイントの2つ目は、Wi-Fiなどのネットワークやワーキングスペースなど、「仕事環境の快適性」。オンラインによる打ち合わせやデータのやりとりが多くなることから、快適な環境の整備は不可欠です。
ポイントの最後は、自治体や地域からの「サポート体制」。ワーケーションの受け入れに力をいれている離島も多くなっており、独自のサービスなどによるサポートが充実している島もあります。やっぱりヨソモノを快く受け入れてくれる土壌は心強い限り。

東京から1本という利便性に加え
外周約12kmのコンパクトさも魅力
「東京都/式根島」

伊豆諸島にある式根島は、東京の竹芝桟橋から高速ジェット船なら約3時間、調布空港から新島まで約30分で、そこから連絡船で15分という利便性が最大のポイント。さらに、2020年度には東京都の「ワーケーション普及促進等モデル実証事業」に採択され、ワーケーション普及への環境整備が進んでいる。
式根島でのワーケーションの拠点となるのが、2020年にオープンした「Shikinejima Coworking Space(式根島CS)」。デスクや椅子などの設備のほか、オンライン会議などに使用できる個室も完備。気になるネット環境は、2018年に光ファイバーケーブルが整備されたことから充実しており、島中で利用できるフリーWi-Fiも各所に設置。海水浴場や露天風呂など、主要観光スポットを中心にアクセスポイントが整備されているから、海辺でノートパソコンを開いてメールをチェックするなど、憧れの生活が実現するはず。
また、外周約12kmというコンパクトさも魅力で、火山活動によって形成された伊豆半島の中では比較的平坦な地形となっているので、作業空間と海水浴場などの観光スポットへの行き来も便利。

羽田から約3時間で施設も充実
便利なワーケーションマップも制作
「長崎県/福江島」

長崎県にある五島列島で最大の福江島は、列島で唯一空港があるので、羽田から長崎か福岡で乗り継げば最短3時間でアクセス可能。五島市が若い世代を中心に移住促進に力をいれており、人気移住先ランキングでも上位に入るほど。海流の影響から、冬は暖かく夏は朝夕が涼しいなど過ごしやすい気候なのも魅力です。
五島市全体としてワーケーションに力を入れているのも安心材料で、定期的にワーケーションイベントを開催している。また、ワーケーション初心者や五島は初めてという人にも役立つ「五島ワーケーションマップ」も作成。福江島の基本情報はもちろん、オフィス、パソコン用品が買える店などが探せるなど、五島ワーケーション体験者の生の声を盛り込んだ12のテーマを掲載。耐水性ストーンペーパーで出来ているので、レジャーシートとしても活用でき、バケーションシーンでも活躍してくれる優れもの。
3万人以上が住むなど離島としては大規模なので、コワーキング施設や会議室、カフェなどの施設が充実している点も見逃せない。

海が見えるロケーションが抜群
多機能型コワーキングスペース
「広島県/江田島」

広島港からフェリーで約40分の立地にある江田島は、瀬戸内で4番目に大きな島で、かつては海軍兵学校があったことでも有名。そんな江田島でのワーケーションにおすすめなのが、江田島への移住サポートや空き家相談、レジャーなどを提供している一般社団法人フウドが運営する「コミュニティスペース・フウド」。建物内には、コワーキングスペース・シェアオフィス、交流スペース&コミュニティカフェ、移住サポートセンターが設置。2階部分にあるコワーキングスペースには、wi-fiや電源、テーブル席、ソファ席を用意。海を見ながら仕事ができる抜群のロケーションが魅力です。
そのほかにも、1階にあるコミュニティカフェ、飲食店開業のシュミレーションをすることができる「チャレンジキッチン」、商品開発や食品加工などに利用できる「レンタルキッチン」もあり、SUPなど江田島の魅力を体験できる様々なメニューを提供してくれるのが嬉しい。
視察ツアー・おためしワーケーションも受け入れる「瀬戸内ワーケーション」も推進しているなどサポート体制も安心です。

SHIMA-Omoiで離島情報も収集
自分好みの離島を見つけよう

都市部へのアクセスの利便性、仕事環境の快適性、サポート体制の3つのポイントをもとに、独断と偏見でワーケーションにおすすめの離島を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
今回は、極力エリアも被らないように意識して選定してみました。

コロナ禍によって都市部から地方へという流れが、さらに広がることが想定されます。
今回紹介した離島以外にもワーケーションを推進している島は多くありますので、SHIMA-Omoiを活用して離島情報収集の参考にしてみてください。