離島ビール×ごちそうレシピ
「アスパラとベーコンの
スティック春巻き」
春から初夏にかけて旬を迎え、鮮やかな緑が美しいアスパラを使った簡単ごちそうレシピ。天然ひじきのうまみと燻製香を閉じ込めた「六島ドラム缶会議」と合わせて食べたい一品です。
・アスパラ…4本
・ベーコン…4枚
・バジル…12枚
・春巻きの皮…4枚
A ブラックペッパー…適宜
B 小麦粉…大さじ1
B 水…大さじ1
①アスパラの下ごしらえ
まず、アスパラの根元1㎝を切り落とし、下1/3くらいを目安にピーラーで皮を剥きます。硬い部分を取り除くことで、口当たりがよくなります。
次に、春巻きの皮をひし形のなるように広げます。中央の一番長いところにベーコン、バジルの順でのせ、お好みでブラックペッパーをかけたら、最後にアスパラをのせます。
春巻きの皮は、つるっとした面が外側、ざらっとした面に具材をのせると綺麗な揚げ上がりになります。
続いて、端を内側に折りたたみ、手前からくるくると細く巻いていきます。中央まできたらアスパラの根元と先にある皮を中心に向かって折りたたみ、反対側まで巻き終えたら端を糊(B)でとめます。残りの3つも同様の工程を繰り返します。
このときアスパラが抜けないように、きつめに巻くのがポイントです。
巻き終えたらフライパンに2㎝ほど油をひいて、180℃に熱した油で転がしながら2～3分揚げます。春巻きの皮が美味しそうなキツネ色に変われば完成です。揚げすぎるとアスパラが柔らかくなりすぎるので、注意が必要です。
パリッとした食感とアスパラベーコンのジューシーなうまみが、やみつきになるスティック春巻き。ベーコンの塩味とブラックペッパーがアクセントとなり、コク深い味わいの黒ビールにもよく合います。お好みでベーコンを豚バラに、バジルを大葉に変更しても美味しいです。
甘みが少なくキレのいい飲み口で 島ひじきの燻製香が香る黒ビール
岡山県最南端に位置し、水仙が咲き誇る六島で醸造された「六島ドラム缶会議」。ビール名の由来になったのは、「ドラム缶会議」という六島の風習。夕方17時を過ぎると人々が波止場に集まり、ドラム缶を囲んで世間話をしながらお酒を飲み交わします。島のブルワリーである六島浜醸造所は、2019年に島民の話をヒントに醸造をスタート。都会では感じられない離島ならではの魅力を追求した、旅人の心を癒す芳醇な一杯を味わえます。
