GOURMET 2022.07.01

離島ビール×ごちそうレシピ
「ポークステーキと
夏野菜の粒マスタードソース焼き」

マスタードソースでいつものポークスステーキが、満足感のあるごちそう料理に早変わり。やさしいお芋の香りが広がる「大根島産 松江安納芋ブラウンエール」と合わせて、家飲みも楽しもう。

石川 定子
(料理家・お料理教室コローレ主宰・出張シェフ)
企業のメニュー開発や監修に携わっているほか、セミナーやキッズクッキングの講師など幅広く料理家として活躍中。 [IG]colore.kitchen
《材料(2人分)》

・豚肩ロース厚切り とんかつ用…2枚
・ナス…1本
・ズッキーニ…1/3本
・カボチャ…2切れ
・玉ねぎ…1/4個
A 粒マスタード…大さじ1
A 薄口醤油…大さじ2
A みりん…大さじ2
A 酒…大さじ2
A きび糖…小さじ1

《作り方》
①豚肉の下ごしらえ

まず、豚肉の脂身に切り込みを入れて筋切りします。そのまま室温で15分ほど置き、両面に塩こしょうをふります。室温に戻すことで焼きムラが出にくく、火が通りやすくなります。

②ソースの作り方

次に、Aの材料を混ぜ合わせソースを作ります。先にソースを作っておくことで、後の工程をスムーズに進めることができます。

③ポークステーキの作り方

続いて、フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱します。十分にオリーブ油を熱したら、豚肉と野菜を並べます。かぼちゃは火が通りにくいので、先にラップに包んでレンジで柔らかくしておくとよいです。
こんがりと色づいたら豚肉と野菜の上下を返し、裏側にも火を通します。かぼちゃは竹串でさして、すっと通るようになるまで熱しましょう。

④ソースを絡めたら完成

最後に、混ぜ合わせたソースの材料を加え、強火で煮詰めてなじませます。豚肉と野菜にソースが絡み、とろみがついたら完成です。

《完成》

柔らかく厚みのある豚肉に、ほどよい酸味の粒マスタードが絡み合うポークステーキ。肉料理や醤油・味噌を使った深い味わいの料理と飲みたいのが、上品な甘みを感じるブラウンエール。ビールが苦手な方にもおすすめです。

COLUMN

深いコクが口の中を包み込む やさしい甘さが引き立つブラウンエール

島根県と鳥取県にまたがる中海に浮かぶ大根島と江島。そこには地域で採れる農作物をはじめ、食品ロスの対象となる規格外商品を原料にしたものなど、常に新しいビール造りを行う大根島醸造所があります。醸造所イチオシのビールが、「安納芋ブラウンエール」。大根島の豊かな土壌で育まれた安納芋を焼芋にし糖度を高くした状態で混ぜ込んだ、ふんわりとした甘みが心地いいビールです。