OTHER 2023.02.01

開放的なロケーションで
ワンランク上のととのいを
離島サウナができる施設

フィンランドが発祥と言われる高温の蒸し風呂、サウナ。近年、日本でもブームとなり、蒸し風呂→水風呂→外気浴を繰り返すことで得られる多幸感を表した「ととのう」というサウナ用語も一般的に使われるようになりました。ただでさえ気持ちの良いサウナですが、もし大自然に包まれた離島で入ることができたらいかがでしょう?今回はそんな欲望を叶える離島サウナを3つ紹介します!離島旅に贅沢なリラックスをプラスしてみては。

SHIMA-Omoi編集部
日本にある有人離島の情報を発信するSHIMA-Omoi編集部。250島以上の離島情報の収集・発信のほか、特集の取材・撮影のために多くの離島を訪れている。
離島に暮らすように泊まる
「ritomaru villa @ hatsuyama iki」

長崎県・壱岐島の南端、周囲を海に囲まれて静かに佇む一棟貸しのヴィラです。インテリアは無垢材を贅沢に使い、木の温もりを感じるナチュラルテイスト。リネンは最高級今治タオル、ドライヤーはバイオプログラミング技術で髪を乾かすレプロナイザー7DPlusなど、ハイセンスなアメニティが充実しています。オーシャンビューの庭には、屋根付きBBQテラスとドッグランが併設。BBQセット(オプション)を頼めば、壱岐島の新鮮な魚介や野菜、壱岐牛を堪能することもできます!滞在中は電動トゥクトゥクの貸し出しもあり、島内の散策にぴったり。事前予約でサンセット・フィッシングクルーズ、農業体験、スパトリートメントなどの土地をいかしたアクティビティも体験でき、壱岐島の魅力を余すところなく楽しむための快適な拠点となっています。

そんなリゾートヴィラにはサウナ大国の北欧エストニア産の木材を使った本格バレルサウナが設置されています。バレルサウナとは、木製の樽にストーブを設置したサウナのこと。上部が円形になっているのでロウリュの熱が効率的に循環します。壱岐島の海を一望できる絶景バレルサウナで、薪ストーブの音と木の香りを感じながら体の芯まで温まる幸せ。水を張った露天風呂に浸かった後は、インフィニティチェアで外気浴。壱岐島の大自然のなかで極上のととのいを体感できます。自分で薪を焚べるところから体験できるのでサウナの充実感もひとしお。また、一棟貸しのため、好きな音楽をスピーカーで流しながらととのうなど、開放的でありながらプライベート感が抜群なところも魅力です。

神の島でととのう
totonohouse吉本家

沖縄県の那覇空港から車で約1時間、神の島と謳われる浜比嘉島に「totonohouse吉本家」があります。元有形文化財の古民家を改装した1日1組限定の宿泊施設で、庭の特製ウッドデッキではBBQやテントサウナが楽しめます。県内屈指のパワースポットで、神々しい朝日をみた後に体験する「朝ウナ」、満天の星空の下でする「星空テントサウナ」は格別のひととき。また、こちらのサウナはサウナ・スパ健康アドバイザーという資格を所有しているオーナーが「ととのい」へ導いてくれるところもポイント。初めに楽しみ方やコツを教えてもらい、最大120度のテントサウナで10〜15分、自分のタイミングで外に出て、シャワーで汗を流して水風呂代わりのプールへ。その後、マットやチェアで外気浴をすれば、鳥のさえずりや葉擦れの音などが脳を満たして自然に埋もれていくようなととのい感覚が訪れます。そして最後は、井戸から湧き出る水を頭からかぶります。浜比嘉島の自然と融合するかのような陶酔感のあるととのいで身も心もすっきりすること間違いないでしょう。

DIY精神を刺激する
離島キャンプ&サウナ

三重県の伊勢志摩国立公園内にある間崎島。船でエントリーする1日1組限定のキャンプ&サウナではDIY精神を刺激するサウナ体験が可能です。海上に浮かぶプライベートサウナは、薪を割って火をつけるところからスタート。手作りのサウナ室で温まった後は、そのまま海にダイブ!天然の水風呂はサウナーの憧れではないでしょうか?桟橋のデッキチェアで潮風を感じながら「ととのう」瞬間も離島ならでは。自分たちで用意して自然の力を活かしてととのう無骨さが魅力です。サウナの後は、30年放置されていた真珠漁師の小屋を改装したキャンプ場でBBQ。冒険好き、釣り好き、サウナ好きの方はもちろん、SUPやカヤックも楽しめるので家族連れやカップルにもおすすめです。