EVENT 2026.08.19

瀬戸内の離島が集う離島マルシェ
GREENS marketへ出展
〜編集部レポート〜

2026年6月6日(土)・7日(日)の2日間、SHIMA-Omoiは広島市・ひろしまゲートパークで開催された「GREENS Market Produced by ロハスフェスタ」に出展しました。今回はSHIMA-Omoiブースに加え、瀬戸内に浮かぶ離島の事業者へお声がけさせていただき、「離島マルシェ」として4ブースを展開。大三島・大崎上島・江田島から集まった9つの事業者の皆さんとともに、それぞれの島ならではの魅力を来場者へ届けました。

SHIMA-Omoi編集部
日本にある有人離島の情報を発信するSHIMA-Omoi編集部。250島以上の離島情報の収集・発信のほか、特集の取材・撮影のために多くの離島を訪れている。
離島から届いた
土地の恵みをお届け

豊かな自然や都市型ライフスタイルをテーマにした「GREENS Market Produced by ロハスフェスタ」が、広島市・ひろしまゲートパークで開催されました。SHIMA-Omoiブースでは、全国各地の離島から取り寄せた島土産を販売。これまでに離島を訪れる中で出会った方々や、SHIMA-Omoiを通してご縁のあった事業者さんの商品を、今回のイベントに合わせてセレクトしました。海ソースや島ラー油、だし、カレー、スパイスなど、離島の個性やつくり手の想いが詰まった品々が並び、商品をきっかけに来場者の皆さんと島の話で盛り上がる場面も。
また、今の自分の気分に合わせた島旅が見つかる「島めぐり診断」のブースも用意。「野生のイルカと泳ぎたい」「海沿いを自転車で走ってみたい」「離島でカメラ旅がしたい」など、旅先での自分好みの過ごし方を選んでいただき、それに合わせた離島をご紹介しました。会場には瀬戸内の島々にゆかりのある方も多く、これまでの島旅の思い出を振り返ったり、「時間ができたらこの島行ってみたいね」と旅の計画を話したりと、島の景色やそこで過ごす時間に思いを巡らせながら、離島の魅力をゆっくりお伝えできる機会となりました。

離島のつくり手と一緒につくる
初めての「離島マルシェ」

SHIMA-Omoiではこれまで全国各地の離島を訪れ、たくさんの出会いを重ねてきました。そんな中、離島の商品を販売するだけではなく、その背景にある島の暮らしや、つくり手の想いを直接届けられる場をつくりたいという気持ちが少しずつ大きくなっていきました。そこで今回、SHIMA-Omoiとつながりのある離島の事業者さんに声をかけ、初めて「離島マルシェ」という形での出展が実現しました。参加してくださったのは、大三島・大崎上島・江田島から集まった9事業者。島の恵みを生かした食や、地域の素材から生まれたアイテムなど、それぞれの個性が感じられる品々が並びました。

▷ISLAND 01|大三島

ーSOIL TABLE/大三島
農家さんとともに育んだ果実のおいしさを、ぎゅっと一瓶に閉じ込めたような商品が並ぶSOIL TABLE。とれたての「神の島レモン」を使った「神の島 レモンカード」や、伊予柑と苺が2層になった「レインボージャム」など、見た目も可愛い商品が来場者を惹きつけていました。

ーしまなみピール KIKURIN/大三島
大三島産の農薬不使用の柑橘を使ったピールを手がけるしまなみピールKIKURIN。沸騰させたシロップに皮を漬け込む作業を何度も繰り返し、約2週間かけて糖分をじっくり染み込ませる南フランス伝統の製法で作られています。レモンピールアイスティーも人気で、早くに売り切れとなっていました!

ーJishac/大三島
大三島・伯方島で捕獲されたイノシシの皮革を使い、手縫いのレザークラフトを制作するJishac。人と環境にやさしい植物タンニン100%のエコレザーを用い、財布やカードケース、イノシシのオブジェ、柑橘をモチーフにした「o-mi-kan」シリーズなどを紹介し、猪革の素材感に、来場者からも驚きや関心の声が寄せられました。

ー吉川自然農園/大三島
大三島で、農薬や化学肥料を一切使用せず、野菜や柑橘、サトウキビを育てる吉川自然農園。潮風と太陽を浴びて育った柑橘をぜいたくに搾った無添加みかん・柑橘ジュースや、しまなみ産の黒糖を販売しました。出展をきっかけに他の事業者との交流も生まれ、商品や地域の取り組みについて言葉を交わす場面もありました。

▷ISLAND 02|大崎上島

ーはらだパン/大崎上島
大崎上島産レモンから作った天然酵母を使い、パンづくりの魅力を発信するはらだパン。今回は、大崎上島のレモン酵母で仕込んだミニウインナーパンを販売。ふんわりとしたパン生地とウインナーの旨みが楽しめる、食べ歩きにもぴったりの商品です。

ーレモ兄商店/大崎上島
広島のレモンに人生を変えられた「レモ兄」が手がけるレモ兄商店。今回は瀬戸田産レモンを使った爽やかなレモンスカッシュを販売し、ブースに行列ができるほどの人気ぶりでした。皮ごと丸搾りしたレモン果汁「OBOLEMON」の商品化にも挑戦中で、広島のレモン畑を次世代につなぐため、農家さんとともに取り組みを進めています。

ーdoi kobo/大崎上島
大崎上島からシフォンケーキを届けてくれたdoi kobo。オーナーの土井郁子さんは30年以上、手作りのシフォンケーキを焼き続けており、「美味しくて安全で体に優しいもの」を大切にしています。ふんわり軽やかな食感と、素材の風味を感じられるやさしい味わいが魅力です。人用だけでなく、ワンちゃん用のシフォンケーキも製造しており、愛犬家へのギフトとしても親しまれています。

▷ISLAND 03|江田島

ー瀬戸内いとなみ舎合同会社/江田島・能美島・倉橋島
江田島産エクストラバージンオリーブオイルをはじめ、江田島・能美島・倉橋島の特産品を届ける瀬戸内いとなみ舎合同会社。ブースでは、定番3種のオリーブオイルのテイスティングも行われました。そのおいしさに驚く方や、「今日の夕食で使ってみます!」といった声もあり、瀬戸内の島々で育まれた食の魅力を、来場者に直接感じてもらう時間となりました。

ーしまのぱん souda!/江田島
国産の麦、自然発酵の種、シンプルな素材を使い、薪窯でパンを焼くしまのぱん souda!。島の食材や薪木、地下水を生かし、日々の暮らしに寄り添うパンづくりを大切にしています。薪窯ならではの香ばしさと、素材の風味を感じられるパンは、食べる人の気持ちをほっと和ませてくれるような味わいです。

島と島、人と人がつながり
新しい出会いが生まれた2日間

会場では、出展者さん同士が自然と声をかけ合い、それぞれの島での取り組みやものづくりについて情報交換をする姿も多く見られました。レモン、オリーブ、パン、革細工。扱うものや日々向き合っていることはそれぞれ違っても、根っこにあるのは「島をもっと元気にしたい」「自分たちの地域の魅力を届けたい」という想いなのだと感じました。「離島マルシェ」は商品を販売するだけの場ではなく、島と島、人と人がつながるきっかけにもなっているのだと、私たち自身もあらためて実感。SHIMA-Omoiにとっても、離島で活動する事業者さんと一緒につくり上げた新たな挑戦の場でした。準備の段階から当日まで、うまくいくかなと不安に思うこともありましたが、会場で生まれる会話や笑顔を見て、「やってよかった」と素直に思える2日間になりました。
これからもSHIMA-Omoiでは、全国の離島で活動する皆さんと連携しながら、人・モノ・想いを離島の枠を越えてつなぎ、新しい出会いや挑戦が生まれるきっかけをつくっていきたいと考えています。そして、一つひとつの島の魅力が、もっと多くの人のもとへ届くよう、これからもSHIMA-Omoiらしい形で発信を続けていきます。