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レジャーアイランド

SHIMA INFORMATION

関東・中部エリア/ 神奈川県

江の島 えのしま

面積
約0.41㎢
人口
約300人(2021年7月1日時点)
観光スポット
江島神社、展望灯台、海食洞窟、複数の景勝地、植物庭園
特産
しらす
アクセス
片瀬江ノ島駅から徒歩で約10分、江ノ島駅から徒歩で約15分、湘南江の島駅から徒歩で約16分
URL
https://www.fujisawa-kanko.jp/

江の島 enoshima

江の島は湘南が誇るシンボル的存在
都内からも多くの人が気軽に来島

日本百景の1つに選ばれており湘南を代表する観光名所。周囲4㎞、標高60mほどの陸繋島で、江の島大橋から車でも渡ることができます。島内には日本三大弁財天として有名な江島神社をはじめ、さまざまな観光スポットが点在し、展望台や海岸から相模湾の絶景を眺めることができます。名物のしらすをはじめ、おいしい海鮮グルメも豊富にあり、1日滞在しても飽きない、まるで島全体がマルチなレジャー施設のようです。都内から約1時間で行ける立地の良さもあり、デートや友人とのお出かけでも多くの人が気軽に訪れています。昔は宗教的な色合いが強く、その多くは参拝のためのものでした。それは、周囲が海蝕崖に囲まれた険しい地形であり、島の最奥部にある海食洞窟は弘法大師空海や、日蓮聖人も修業をしたといわれ、江の島信仰発祥の地として崇められてきたことにあります。江戸時代後期になると参拝よりも江戸庶民の行楽地として賑わい始めました。風光明媚な景勝が多くあることや名物料理、土産物なども知れ渡るようになり、さらには浮世絵に描かれたことで広く認知されるようになったからです。四季は内陸部と変わりがありません。トップシーズンが夏で近くに海水浴場があるため、どうしても夏のイメージが強く持たれがちですが、春は色とりどりの花が咲きほこっており、新緑とさわやかな海風に包まれながらの散策は最適です。秋からは夕暮れが美しい季節になり、冬には華やかなイルミネーションが見られカップルたちの最高のデートスポットになっています。

特産品のしらすは絶対的な自信あり
ぜひとも食べたい秋のしらす

江の島を代表する特産品といえば、なんといってもしらすです。太平洋岸を中心に水揚げされていますが、相模湾沿岸は全国有数のしらす産地として有名で、中でも江の島周辺の取扱量は抜きんでています。しらすの旬は春先の4~5月・初夏の7月・秋の10月と3回あり、特に秋は身が大きくなっているので食べ応えがあります。おすすめなのは、漁れ立ての新鮮なしらすがたっぷり載った「生しらす丼」としらすの甘みが口の中で広がる「釜揚げしらす丼」。冬の1~3月は禁漁期間のため生のしらすを食べることはできませんが、釜揚げしらすは1年を通じておいしく味わうことができます。また「しらす酒」「しらすビール」といったユニークな品もあり、口当たりがよく飲みやすいと評判です。しらす以外では、保存料などの添加物を一切使わず新鮮なイカのはらわたと塩だけで造られた「手造りいかの塩辛」も江の島名物として人気です。ほかにも江の島の入口から江島神社へと続く弁財天仲見世通りには、お食事処や土産物店など歴史ある商店街が軒を連ねているので、途中でいろいろ立ち寄ってみるといいでしょう。珍しい食べ物と出会えるかもしれません。江の島に特化したガラス細工や湘南サザエの殻を使ったアレンジメントはお土産として人気です。

江の島シーキャンドルなど
夜になっても見どころがいっぱい

日本三大弁財天を奉る「江島神社」は、辺津宮・中津宮・奥津宮の三社からなる御社です。ご祭神は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた三姉妹の女神様。みな美人だったことから、「よくばり美人守り」は美容にご利益があるとされ女性に大人気です。「奉安殿」には江島神社のシンボル「弁天様」をお祀りしてあり、江戸時代には信仰が集まり、江の島詣の人々で賑わいを見せていました。「江の島サムエル・コッキング苑」は南洋の植物や四季の草花が植えられており、観光客の目を楽しませてくれます。苑内には展望灯台の「江の島シーキャンドル」があり、ガラス張りの展望フロアと屋外展望台からは、富士山、丹沢、相模湾の眺望が楽しめます。ちょっとした洞窟探検気分を味わうのなら「江の島岩屋」へ。長い歳月による波の浸食でできた洞窟は富士山の氷穴に通じているといわれる話題のパワースポットです。薄暗い洞窟内にある石仏や岩壁がろうそくの炎に照らし出される様は、見る者を神秘の世界に誘ってくれます。展望台以外の景勝地としては、隆起現象で生まれた海食台地の「稚児ヶ淵」がおすすめ。打ち寄せては砕ける波と富士山の向こうに沈む夕日の美しさは絶景です。カップルが必ず訪れるのは「恋人の丘 龍恋の鐘」。江の島に残る「天女と五頭龍」の恋物語にちなんで造られたもので、多くのカップルが仲良く鐘を鳴らす姿が見られます。

1年を通してイベントが満載
神事もあればロマンティックも

都内からも多くの観光客が押し寄せる江の島は年間を通してイベントが盛りだくさんです。3月は「湘南江の島春まつり」が行われます。春の到来を告げる恒例のお祭りで、お笑いライブ、太鼓演奏、大道芸パフォーマンス、大道芸体験教室、ミニSL乗車会、貝細工体験、江の島の歴史を感じさせる貝供養神事、稚児行列、稚貝の放流など沢山のイベントが2日間にわたって行われます。7月の「江の島天王祭」は、江島神社の末社八坂神社の例祭で、対岸にある小動神社と同時開催される祭礼です。「かながわの祭50選」の1つに選ばれており、藤沢市の重要無形民俗文化財にも指定されています。8月は江の島の夏の風物詩「江の島灯籠」が開催されます。島内各所に江の島の龍神伝説にちなんだデザインの灯籠が約1,000基設置され、夏の江の島の夜を灯し続ける光景はとても風流です。10月は秋の風物詩「湘南キャンドル」。夜の江の島に立ち並ぶ約10,000基ものカラフルなキャンドルが作り出す風景は幻想的で、柔らかな光で包み込んでくれます。11月~2月にかけては光のフェスティバル「湘南の宝石」が開催されます。江の島一帯を利用し、独自性ある演出とその美しさから、多くのイルミネーションランキングで上位に入り、関東三大イルミネーションに認定されるほどの華やかです。

情報提供 / 藤沢市観光協会

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