ケラマブルーの海を
ゆっくりと味わえる島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 沖縄県

阿嘉島 あかしま

面積
約3.8㎢
人口
約260人
観光スポット
特産
アクセス
那覇市泊港(とまりん)からフェリーで約1時間30半、高速船で約50分
URL

阿嘉島 akashima

ゆったりと流れる島の時間
慶良間諸島の穴場スポット

阿嘉島は沖縄本島から40kmほど離れた場所に浮かぶ慶良間諸島(けらましょとう)に属する島のひとつで、那覇市の泊港より座間味村(または阿嘉島)行きのフェリーか高速船でいくことができます。人口は260人ほど。タクシーやバスは走っておらず、移動は自転車か徒歩になります。ですが、島の周囲が11kmほどなので、レンタサイクルで回りきれる大きさです。また、港周辺には飲食店や各種レンタルショップがあります。阿嘉島は観光地として人気はありますが、同じ慶良間諸島の座間味島に比べると観光客が少なめの穴場スポット。離島ならではのゆったりとした時間を楽しみたいという方は一度阿嘉島を訪れてみては。実際に阿嘉島に行く際は、行き帰りの船を事前に確認しておきましょう。7月や8月のハイシーズンは高速船が1日に2〜3往復出ることもありますが、基本的にはフェリーも高速船も1日1往復。日帰りで楽しむ際は行き帰りのフェリーの確認は必須です。島内には民宿があるので一泊するのもおすすめ。国立公園に指定されるほど美しい阿嘉島の海を、時間を気にせず楽しめます。

綺麗な海と島並みを味わう阿嘉大橋
橋の上からはウミガメやシカの姿も

阿嘉島を代表する絶景スポットが、阿嘉島と慶留間島をつなぐ阿嘉大橋です。どこまでも続く透明度の高い海と慶良間の島々を眺められるので、橋自体が観光スポットとして人気です。レンタサイクルで橋を渡れば心地良い風を感じられ、徒歩でのんびり渡ればより大自然の色彩を堪能することができます。また、タイミングが良ければウミガメが泳ぐ姿をみることができます。ほかにも、阿嘉島内には天然記念物に指定されているケラマジカが数百匹生息。島内でその姿を観察することができます。また、ケラマジカは「島渡り」といって阿嘉島、慶留間島、外地島(ふかじしま)の間を泳いで渡る習性があります。繁殖期になれば阿嘉大橋からケラマジカが泳ぎはじめるので、運が良ければその姿を見ることができるかもしれません。たまに泳ぎ疲れて漁師の方に救助されているのだとか…。

美しい青のグラデーション
「ケラマブルー」が魅力の海

阿嘉島といえば珊瑚礁が美しい海。世界各国のダイバーからも非常に人気が高いダイビングスポットでもあります。沖に向かってグラデーションのように深くなっていく海の青色はケラマブルーと呼ばれ、訪れた人の心を鷲掴みにします。海水浴でおすすめなのが、北と書いてニシと読むユニークな名前の北浜(二シバマ)。この浜は珊瑚礁が続く遠浅になっており、小さなお子さまを連れているご家族でも安心して楽しめます。抜群の透明度のなかで色彩鮮やかな魚たちが泳いでいるさまは、まるで天然の水族館のよう。シュノーケルはもちろんのこと、ただ波に揺られて浮かぶだけでも贅沢な時間になります。また、阿嘉島にある慶良間諸島国立公園ビジターセンターのさんごゆんたく館では阿嘉島の珊瑚に関する展示を楽しむこともできます。お洒落なカフェも併設されているので、休憩にもぴったりです。

展望台から大自然のパノラマを堪能
体を動かした後は島のグルメに舌鼓

阿嘉島は海水浴のほかにハイキングもおすすめです。自然豊かなハイキングコースは歩くだけでストレス発散になり、リラックス効果が期待できます。また、阿嘉島にはいくつか展望台があります。島の南西部にあるアマグスク展望台や中央部にあるタキバル展望台からは阿嘉島を取り巻く大自然のパノラマを存分に体感できますよ。阿嘉島はグルメも充実しています。島内にはカフェやレストランが数軒あるので、ソーキそばやフレッシュフルーツを使ったスムージーなど、沖縄の島らしいグルメを堪能できます。カフェやレストランは夏休みやゴールデンウィークなどのハイシーズンでは営業していることがほとんどですが、数に限りがあるため事前に営業しているかどうか確認しておくと良いでしょう。ほかにも、毎年9月初旬に阿嘉大橋の下で行われる納涼祭りに参加することもおすすめ。納涼祭りでは浴衣・甚平コンテストや民謡ショーが行われます。浴衣や甚平で参加すれば楽しさもひとしお。沖縄本土とはまた違ったゆったりした時間を過ごすことができますよ。

情報提供 / 座間味村観光協会

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