温州みかんの栽培で
栄えた穏やかな島

SHIMA INFORMATION

中国エリア/ 広島県

三角島 みかどじま

面積
約0.78㎢
人口
13人(2024年6月時点)
観光スポット
美加登神社
特産
みかん、タイなど
アクセス
広駅前から路線バスで約60分、久比港で下車。久比港からフェリーで約10分
URL

三角島 mikadojima

隣島からの入植をきっかけに
港を中心とした集落での生活がスタート

大崎下島•久比地区の北西約600mに位置する周囲4.1kmの小島。大崎下島はとびしま海道によって呉市中心部から陸路で訪れることができますが、三角島へは橋がかかっておらず小型フェリーが島民の重要な交通手段になっています。島のほとんどが山地に覆われており、西部には住民はおらず斜面に柑橘栽培の農地が広がっています。集落は東部の三角港周辺の旧豊町にのみ存在。もともとは大崎下島の島民が三角島の土地の多くを所有し、農耕地として入植されていきました。昭和に入った頃、本土の竹原市沿岸では製塩が盛んで大量の薪を近隣地域から調達したため、薪の伐採によって島はハゲ山に変貌。しかし戦後に各地で治山事業が進められ、島に緑が戻りました。1955年ごろには温州みかん栽培が導入され、島の主産業はみかん栽培となりました。しかし1967年に集中豪雨と干ばつ、その翌年にはみかん価格暴落が発生。そこから温州みかん栽培は衰退傾向にあります。1972年には島の西側で大型船の骨格パーツを造る船体ブロック工場が操業され、大きなクレーンが現在もその姿を残しています。2015年にはメガソーラー(大規模太陽光発電設備)が設置され、1日あたり最大4,000kwの電力が作られています。

見どころは神社や美しいビーチ
釣り客にも人気の島

集落のはずれには、市杵島姫神を祭神とする美加登神社が存在。神社の裏には2基の古墳が見つかっており、どちらも横穴式石室で古墳時代後期(6〜7世紀)以降のものと考えられています。神社の創建もその頃とされており、九州の宗像大社の祭神が瀬戸の島々のいずれかに鎮座しようとの神託により、ここに仮宮を創建したのが始まりと言われています。また港から丘を越えて700mほど行った先には、白砂の美しいビーチがあるので必見です。周辺海域はタイなどの好漁場であり、釣り客が多く訪れる場所としても知られています。島おこしとしては2015年に呉市出身の男性が島を拠点に「ナオライ株式会社」を創業。その翌年にスパークリング酒「MIKADO LEMON」を発表し、注目を集めました。

情報提供 / 豊市民センター

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