エメラルドブルーに囲まれた
人参畑が広がる島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 沖縄県

津堅島 つけんじま

面積
1.88㎢
人口
577人
観光スポット
ニンジン展望台、トゥマイ浜、津堅貝塚などの遺跡群
特産
人参、海産物加工品など
アクセス
平敷屋港から津堅港まで①高速船で15分②フェリーで30分
URL
https://uruma-ru.jp/

津堅島 tsukenjima

青い珊瑚礁に囲まれた島を
360度の絶景パノラマで楽しめる

沖縄本島中部勝連半島の先端から南東約5kmの中城湾の沖合にある島です。面積は1.88㎢、周囲は7.0km、最高標高は39mと平坦な島。標高の高い「新川グスク」の展望台からは東に太平洋、西に沖縄本島、そして360度のパノラマで島全体を眺めることができます。島の周囲はセナハ浜、アギ浜、キガ浜、和名浜、ヤジリ浜、トゥマイ浜などの砂浜が多くあり、中でも「トゥマイ浜」は沖縄で最も美しいビーチといわれ人気が集中しています。また周囲はリーフ(陸地を囲むように形成された珊瑚礁)が発達しており、砂浜とリーフまでの間は魚貝類がとても豊富です。島内には多くの貝塚が発見されています。「津堅貝塚」は弥生~平安時代のものであり出土した土器はほとんどが無文土器。石器では石斧、貝製品では貝輪、また海獣の骨を素材にした耳飾りなども発見されています。「津堅第二貝塚」では無文・有文の土器、海亀やジュゴンの骨、そして埋葬人骨の発見が大きな話題となりました。「津堅キガ浜貝塚」では縄文時代後期の竪穴式住居跡が発見され、精巧な彫刻を施した骨製品も出土されています。太平洋戦争では沖縄戦の激戦地の1つとなり、島民を巻き込んだ津堅島の戦いで米軍に占領されました。以降、米軍のリクリエーション施設として使用され、現在は「津堅島訓練場」として使用されています。島民は戦後も1949年まで沖縄本島の南風原地区に強制移住させられていました。その後の島民の数は、1970年の国勢調査人口では1,172人でしたが、2008年には577人となっています。

高品質の人参を産み出す島
愛称は「キャロット愛ランド」

主な産業は農業と漁業と観光。特に農業においては、島の土質が根菜類に適しており、戦前は「津堅大根」が有名でした。今では人参の特産地となっており、島の中央部はほとんどが人参畑で島の面積の3分の1を占めています。島を覆う赤土には海からのミネラルが多く含まれており、ここで作られる「津堅にんじん」は色鮮やかで、糖度が高いため甘くておいしく、βカロチンやミネラルなどの栄養価も高い優れモノ。調理でおいしく使用できるのはもちろんのこと、甘いため生で食べるのもおすすめです。特産品の1つとして「津堅にんじんサイダー」もあり、お土産として人気です。「津堅にんじん」は沖縄県内では抜群の知名度を誇っており、県内で生産する人参の2割は津堅島で収穫されています。その品質の良さから出荷先は沖縄本島のみならず、県外のホテルやレストランにも出荷されています。島内の観光スポットの1つに人参の形をした「ニンジン展望台」などもあり、島自体が「キャロット愛ランド」という愛称で親しまれています。漁業ではもずくが有名で、ほかにも一夜干し、塩辛、イカのウニ漬けなど海産物加工品も特産品として挙げられています。観光では文化財、史跡などの名所旧跡が多数あり、ビーチやキャンプ場などの娯楽施設も充実しています。

歴史を感じさせてくれる文化財と
自然を満喫させてくれる白いビーチ

「トゥマイ浜」は島の西側に白い砂浜が約1㎞続くメインビーチで「津堅島ビーチ」ともいわれています。中城湾に面した内海のため波が穏やかで子ども連れにも最適です。マリンレジャーやバーベキューも楽しめる1番の人気スポット。リーフ近くには魚も泳いでおり、ダイビングする人も多くいます。静かなビーチとして評判なのは北側に位置する「ヤジリ浜」。静かな白浜でゆっくり自分の時間を過ごせます。島の南西にある井戸「ホートゥガー」は津堅島の大事な文化財。古くから島の貴重な水源池でした。そばには男女が抱き合っている姿の鍾乳石の御神体があり、子孫繁栄の神として崇められています。「中の御嶽」は津堅島の四御嶽の1つで市の指定文化財。ここには沖縄本島から津堅島に渡り、人々が豊かに暮らせるように貢献した「喜舎場子」の墓があり、島民は祖神として祀っています。貴重な現代遺跡となっているのは「旧灯台跡」。1896年に沖縄県で最初に作られた灯台で、中城湾の出入りや太平洋航路などに貢献しました。戦争中に破壊され現在は土台だけが残っている状態ですが、未だ存在感があり歴史を感じさせてくれます。そして、島の愛称とも関わる「ニンジン展望台」は絶対に欠かせない人気スポット。高台にあるので絶景を味わうことができます。

多くの伝統芸能と伝統行事が
島人の団結と平穏な日々を願う

ここでは多くの年間行事が催されています。疎遠がちな親戚•知人が出会える島最大の行事「村清明祭」、女性だけの祭祀舞踊「ウシデーク」、男性だけの祭祀舞踊「ハチグヮチウドゥイ」、9か所の拝所をめぐり感謝と願いをする「白露御願」、7首の魔物を退治しに行く道中の行事「マータンコー」、ほかにも「キャロットアイランド津堅島まるごと祭り」「まるごと津堅島祭り」などがあります。「ハチグヮチウドゥイ」は「津堅の唐踊り」とも呼ばれており、旧暦8月9日~15に行われている男たちによる踊りです。ドゥジンバカマという胴衣袴を着た者が太鼓を打ち、芭蕉の着物を着た者が扇子を持って踊り、この両者によって構成され「大踊り」「いーそーに」の2曲で踊ります。「津堅潮巻棒」は、津堅島の伝統芸能で五穀豊穣、豊漁など島の繁栄を願って演じられます。大海原や漁師の生きざまを独特の棒の巻き方で表現する勇壮な踊りです。「津堅島ハーリー大会」は、豊漁と航海の安全の祈願を目的とした伝統行事。競漕の前に島の拝所にて祈願が行われ、その後津堅小中学校の鼓笛隊を先頭に、ハーリー船を車に乗せ、「トゥマイ浜」から津堅漁港までパレードが行われます。島内外から30以上のチームが参加し津堅港で熱戦を繰り広げる迫力満点の競漕儀礼です。

情報提供/うるま市観光物産協会

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島で暮らす人たちから届いた、日々の情報を紹介していくニュースページです。
イベント情報はもちろん、季節ごとに移り変わる島のリアルな情景をお届けできたらと思います。
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