三陸復興国立公園に指定された
江島列島唯一の有人離島
SHIMA INFORMATION

北海道・東北エリア/ 宮城県
江島 えのしま
- 面積
- 0.36㎢
- 人口
- 45人(2021年12月時点)
- 観光スポット
- 御伊勢崎自然公園
- 特産
- アワビ、ウニ、ワカメなど
- アクセス
- 女川港から船で約30分 (出島経由の場合は約55分)
江島 enoshima
美しい景観が魅力の
海鳥の繁殖地
女川町の南東部、港から航路で13.8㎞離れたところに位置する江島(えのしま)。神奈川県藤沢市の江の島(えのしま)や長崎市西海市の江島(えのしま)と区別するため、「陸前江島」とも呼ばれています。江島を含む8つの島からなる江島列島全域は「三陸復興国立公園」に指定され、「ウミネコおよびウトウの繁殖地」として県の天然記念物にもなっています。江島は江島列島の中で、唯一人が住んでいる小さな島です。島の最東南にある「御伊勢崎自然公園」からは南に金華山、東に足島、西に牡鹿半島を眺めることができ、自然景観に恵まれています。江島に人が定住したきっかけは、1051年から始まった前九年の役。安倍貞任の弟である鳥海三郎(安倍宗任)が漁網を伝え、住民の定住が促されたといわれています。仙台伊達藩に属していた1745年には配流の地とされ、主として武士階級の思想犯など政治犯の流刑地となっていました。島内には平地がほとんどないため、北西部の入江を囲む急傾斜地に階段状の集落が形成されています。急こう配の狭い坂道が続くこともあり、昔は女性が頭に大きな荷物をのせる頭上運搬の風習がありました。島の基幹産業は水産業で、アワビやウニ、ワカメなどの新鮮な海の幸が獲れます。
100年以上の歴史がある
島の民俗芸能
浜神楽とも呼ばれている「江島法印神楽」は、毎年5月5日に江島久須師神社の祭礼で奉納される神楽です。古代布の装束と仮面を身につけ、「古事記」を題材にした15番の演目を神言風という詞章を唱えて舞うものです。始まりは大正時代に登米地方から師匠を呼び習ったことで、それ以降、島民により大切に受け継がれています。1971年には宮城県の指定無形民俗文化財となり、2019年には伝承100周年を迎えました。
情報提供 / 女川町企画課企画調整係