タツノオトシゴの形をした
朝日が美しい九十九島の有人島
SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 長崎県
高島 たかしま
- 面積
- 2.67㎢
- 人口
- 168人
- 観光スポット
-
高島番岳
- 特産
- 高島ちくわ、クエだしの素
- アクセス
- 佐世保駅から電車で約30分、相浦駅下車。徒歩で相浦港へ約7分。①相浦港からフェリー黒島で約23分②相浦港から海上タクシーで15分
高島 takashima
九十九島八景展望台の中で
唯一朝日が見られる島
高島は、日本本土最西端に広がる大小208の島々からなる九十九島(くじゅうくしま)に含まれており、4つある有人島のうちの1島です。タツノオトシゴの形をした島で、港や集落は中部の尾がくびれた形になっている部分に集中しています。港から南へ徒歩約30分の場所に位置する「高島番岳」は九十九島八景と呼ばれる展望台の1つに数えられており、平戸や五島列島を近くに望むことができます。また、八景の中で、九十九島からの朝日が見られる展望台は高島番岳だけ。島には人工の海水浴場があり、シャワーも併設してあるため、気軽にマリンスポーツを楽しむことができます。1年を通して釣り客も多く、釣り人に大人気のスポットです。島民のほとんどは漁業に従事し、カマボコ・チクワ製造業や民間の真珠会社の養殖場があります。島内に生鮮食品を販売している商店はありませんが、週に1度移動スーパーが来るため、必要なものはそこで購入可能です。
かつては交易の中継地であり
それを裏付ける装飾品も出土した
島内には弥生時代の遺跡「宮の本遺跡」があり、石棺やカメ棺に埋葬された人骨が40体以上出土しただけでなく、佐世保近海では採れない貝殻のアクセサリーなども出土しています。2017年には新たに3基の墓が確認され、そのうちの1基からはほぼ完全な状態の人骨が見つかりました。かつては交易の中継地だったことが考えられ、考古学的に見ても非常に魅力的な島です。古くは松浦藩の馬の放牧地で、幕末には異国船見張所が高島番岳に置かれました。毎年4月には「お籠もり」と呼ばれる神社の祭りがあり、真剣を使うことで有名な平戸神楽の奉納が行われます。平戸神楽は、壱岐を除く旧平戸藩領内の各神社の祭礼で舞われており、代々神職によって伝承されています。平戸神楽の中でも代表的な舞の1つ「二剣」は、真剣3本を使う奉納であることから別名「三本舞」とも呼ばれ、舞手の技術力・体力・集中力が求められるもっとも難しい演目です。「二剣」の出来で神楽全体の完成度が決まるともいわれています。5月には相浦小学校高島分校で運動会が行われ、児童だけでなく、島の保育園児や大人、帰省した方などが大勢参加する島の行事です。島の人口が少ない分、島内行事には多くの方が携わり、アットホームな空気に包まれます。
情報提供/佐世保市地域政策課