車CMの定番
ドライブロードがある絶景の島
SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 長崎県
生月島 いきつきしま
- 面積
- 16.5㎢
- 人口
- 約6,000人
- 観光スポット
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サンセットウェイ、 島の館、大バエ灯台、生月大魚藍観音、生月大橋、山頭草原
- 特産
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とよひめシイラ、飛魚
- アクセス
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博多バスターミナルから平戸桟橋バスまで約2時間30分。生月方面へバスで約40分
URL:https://www.hirado-net.com/
生月島 ikitsukishima
ほっと”ひといき”つける
が由来になった安堵の島
平戸島の北西に位置し、南北に細長い形をしている生月島。生月大橋が1991年に開通し、平戸島を経由して九州本部につながったことで車で行けるようになりました。島名の由来は、遣唐使船がはるばる海を越えて来た際に、島を見つけて“ひといき”つけると安堵したことからといわれています。島の東側は緩やかな丘陵、東シナ海を望む西側は随所に断崖があり、海岸の一部は西海国立公園に指定。漁業が盛んな生月島は、特に島の東側に多くの漁船が並び、飲食店では新鮮な魚が提供されています。平戸特産の飛魚、その飛魚を追ってくるシイラをブランド化して「とよひめシイラ」と名付け、旬の時期にはシイラグルメや解体ショー、せり市大会などが楽しめるイベントも開催。また、肉牛の放牧も盛んで、暖かい季節になると「山頭草原」では黒い牛の姿を間近に見ることができます。キリスト教布教が盛んだった平戸に隣接する生月島にも、多くのキリシタンが存在しました。そのため殉教地が数多く、カクレキリシタンの聖地でもあります。美しい自然が織りなす絶景と時代を超えて今もなお残る歴史や文化など、魅力の詰まった場所です。
大迫力の断崖や海岸線で
地球の雄大さを実感
平戸島と往来が可能になった淡いブルーが美しい「生月大橋」を渡る際、大きな観音様が見えます。ブロンズ像としては日本屈指の大きさを誇る、「生月大魚藍観音」。世界平和や海難者、魚介類の霊を追悼し、航海の安全を祈念して1980年に建てられました。そして生月大橋を渡ってすぐに左折すると、「島の館」があります。古式捕鯨やカクレキリシタンにまつわる展示がされており、生月島独特の歴史を学ぶことができる博物館です。生月島には自動車メーカーコマーシャルの聖地と呼ばれている「サンセットウェイ」があり、ごつごつとした海岸線を車で走ると水平線が見渡せ、夕方には綺麗な夕陽を見ることができます。島の最北端にあるのは、80mほど切り立つ大バエ断崖の上にたつ白亜の無人灯台「大バエ灯台」。海と空が溶け合う雄大な景観を360度の大パノラマで展望でき、地球が丸いことを実感できる水平線が見える珍しい展望台です。岬の陸部分にはなだらかな草原になっており「はまゆう」の群生地があります。東側の海岸には、港や飲食店・宿泊施設などが数か所あり、お食事や買い物をすることができるスポットも。また、生月大橋のたもとには道の駅「生月大橋」があるため、お土産の購入・休憩ができ、現代のほっと“ひといき”つける場所として人気です。
捕鯨の和船を使った
競漕は夏の風物詩
毎年7月末ごろには「舘浦競漕船大会」が行われます。古来からある櫓こぎの和船を6人で漕ぎ、漁港内に往復200メートルほどのコースを設置して速さを競う競漕です。舵はなく、巧みな櫓さばきでコーナーを回ります。岸壁には住民らが陣取り、参加選手に熱い声援や拍手を送る、島民にとって夏の始まりを告げる島の行事です。また、子どもたちの「魚のつかみ獲り大会」も開かれ、家族連れなどでにぎわいます。競漕船は、江戸時代この地区で捕鯨に使われていた和船を1996年に復元した際にスタート。この地域には、鯨漁をする「鯨組(くじらぐみ)」が各地で漁を行い、大きな産業になりました。生月島では特に、銛などを使って突いて漁をする「突組」という方法で捕鯨を行う鯨組の益冨家によって始まります。現在でも当時の益冨組の屋敷や、鯨組の拠点となる「納屋場」、鯨の発見を知らせるための「山見」と呼ばれる施設の跡、益冨組が奉納した鳥居などが残る捕鯨で栄えたことが分かる島です。8月のお盆ごろには花火大会が行われ、ご先祖様へ向けた送り火として花火が打ち上げられます。
情報提供/平戸観光協会