マリンレジャーが盛んな
徳島県最南端の島

SHIMA INFORMATION

四国エリア/ 徳島県

竹ヶ島 たけがしま

面積
約0.41㎢
人口
124人(2024年5月末時点)
観光スポット
海洋自然博物館マリンジャム
特産
魚介類など
アクセス
阿佐海岸鉄道宍喰駅から徳島バスで約10分、竹ヶ島で下車

竹ヶ島 takegashima

貴重な海域が広がる島の周辺には
国内屈指のサンゴ群集が残る

徳島県の最南端にある海陽町の沖合100mに浮かぶ竹ヶ島。2024年現在、本土とは短い橋でつながっており、車や徒歩などで渡ることができます。徳島県南部から室戸岬にかけて広がる室戸阿南海岸国定公園内のほぼ真ん中にあり、エダミドリイシやシコロサンゴといった国内屈指のサンゴ群集が残るほか、色とりどりの魚たちが生息しています。北西部一帯は竹ヶ島海域公園に指定され、その中には「海洋自然博物館マリンジャム」があります。海中観光船や小さな手づくり水族館といった子どもから大人まで楽しめるレジャースポットとなっています。ただし島の宿泊施設は民泊が1軒のみなので事前に予約しておくか、橋を渡った先の本土側で宿泊するのがおすすめです。飲食店はありません。

海中観光船やアットホームな水族館
徳島県最南端の美しい海を満喫する

美しい海が自慢の徳島県海陽町。その中でも透明度が高い竹ヶ島の海を満喫できる施設が「海洋自然博物館マリンジャム」です。「海中観光船ブルーマリン号」の乗船では、透明ガラスを通して海中のサンゴや熱帯魚を間近で観察することができます。同乗してくれるガイドから海中に生息するサンゴや熱帯魚をはじめ、周遊する海域について説明をしてもらいながら海中を巡る約40分間はまさに非日常空間。プランクトンが多く生息する夏季には数多くの熱帯魚を見ることができ、冬期は透き通るような海中を楽しむことができます。施設内の一画にある「島のちいさな水族館」もぜひ訪れてほしい場所。子ども目線を意識して、職員の手によって作られました。子どもに人気のクマノミの展示をはじめ、海の生物に触れられる「タッチプール」などが用意されています。夏にはスノーケリングやシーカヤック、サップといったマリンアクティビティも、インストラクター指導のもと体験できます。

県下トップをきって行われる夏祭りは
海中に入る暴れ神輿が有名

毎年旧暦の4月に開催されるのが「竹ヶ島神社祭り」です。太鼓が響く中で神事が行われ、ご神体が神輿に移されます。 「チョウサジャ、チョウサジャ」の掛け声とともに、神輿は石段を一気に駆け下り、広場いっぱいの人々の中を激しく練り歩く姿は圧巻です。二度三度と神輿を海に沈め、黒潮の飛沫をたっぷり浴び、陸に上がった神輿は東海岸にある浦磯のお旅所(浦磯は湾に面した海岸の磯)へ入ります。その後神主の祝詞が上げられ、年寄りから子どもまでのすべての人が神輿の下をくぐり抜けるのです。前日に行う宵宮では子ども神輿が島内を練り歩き、もち投げが行われるほか、夜には夜店が並び花火も打ち上げられます。

情報提供 / 海陽町観光協会

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島で暮らす人たちから届いた、日々の情報を紹介していくニュースページです。
イベント情報はもちろん、季節ごとに移り変わる島のリアルな情景をお届けできたらと思います。
様々な表情を見せる島の日々をお楽しみください。