エメラルドグリーンの海と
歴史ロマンを感じる島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 長崎県

壱岐島 いきのしま

面積
約138㎢
人口
約26,000人
観光スポット
猿岩、住吉神社、原の辻一支国遺跡王都復元公園
特産
麦焼酎、壱岐牛、ウニなど
アクセス
博多駅から西鉄バスで約20分、博多港で下車。徒歩で博多港へ。博多港から高速船で最短65分 、フェリーで最短2時間10分
URL
https://www.ikikankou.com/

壱岐島 ikinoshima

150以上の神社で島全体がパワースポット
貴重な遺跡や歴史遺産が点在する島

玄界灘に面し、福岡市博多港から郷ノ浦港まで西北に76km、佐賀県唐津東港から印通寺港まで北に41kmに位置する有人離島です。長崎空港からは飛行機で約30分、博多港からは高速船に乗ると1時間ほどで到着します。澄み切ったエメラルドグリーンの海が魅力で、対馬暖流の影響を受け、概ね温暖な気候です。150以上もの神社があり、島全体がパワースポットといわれており、神々の息吹を感じる島。歴史のロマンを感じながら、神社めぐりを楽しむことができます。男嶽(おんだけ)神社には、願いが叶った参拝者がお礼に奉納した猿の石像があり、その数は300体以上で、神秘的なオーラに包まれています。御祭神の猿田彦命(サルタヒコノミコト)は、導きの神として知られており、商売繁盛、学業成就、出世開運、恋愛・縁結びなど、あらゆる物ごとをいい方向に導くといわれています。拝殿裏にある御神体の岩には、コンパスの針が正常に動かない磁体があり、パワースポットとしても知られています。「魏志倭人伝」や「日本書紀」にも登場し、弥生時代から長年にわたって海上交通の要衝となった歴史があり、島内には貴重な遺跡や歴史遺産がいくつも点在しています。特産品は、新鮮なウニやサザエ、マグロ、ブリなどの海の幸に加え、米、いちご、アスパラガス、葉たばこ、壱岐牛などの農業も大変盛んです。きれいな地下水と上質な穀物に恵まれている壱岐ならではの焼酎は、至福の味わい。麦焼酎発祥の地として、1995年にWTO(世界貿易機関)の「地理的表示」の産地指定を受けており、品質が保証されています。

古事記に記された神々とゆかり深い島
重要文化財指定の古墳や遺跡を巡る

壱岐島は、古事記の国生み神話の中で、伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の夫婦神によって作られた8つの島のうち5番目に生まれた島として記されています。長崎県にある約450基の古墳のうち約6割にあたる280基が壱岐にあります。原の辻遺跡(はるのつじいせき)は、「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡で、東西南北約1km四方に広がっています。登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)と同じく日本3大弥生遺跡として、「史跡の国宝」といわれる国の特別史跡に指定されています。隣接する「原の辻ガイダンス」では土器づくり、火起こし、勾玉づくりなどの古代技術体験を楽しむことができます。双六古墳 (そうろくこふん)は、長崎県最大の前方後円墳で、全長91m、後円部の直径43m、高さ10mと長崎県最大の規模となります。壁画にはゴンドラ形の船の線刻画が描かれており、2008年には国の重要文化財に指定されました。「住吉神社」は「日本四大住吉」と称されるほど有名で、毎年12月には「壱岐神楽」のフィナーレを飾る大大神楽の奉納が行われます。700年の歴史を持つ国の重要無形文化財を見ようと、たくさんの観光客が訪れます。境内の「夫婦クスノキ」は、男性は左回り、女性は右回りに回ることで、良縁に恵まれるといわれています。

美しい白砂を感じる天然の白浜ビーチ
日本の渚100選に選ばれた透明度抜群の海

壱岐島には、7か所もの海水浴場やビーチがあります。貝殻が砕けてできた天然の白浜ビーチがたくさんあり、美しい白砂に魅了されるでしょう。筒城浜海水浴場(つつきはまかいすいよくじょう)は、砂浜の全長600mで壱岐随一の美しさを誇る天然のビーチです。サラサラとした白砂は素足で歩くと気持ちよく、透明度抜群のエメラルドグリーンの海が広がっており、「日本の渚100選」に選ばれる美しさです。島の西海岸に位置する塩樽(しおたる)海水浴場と小水浜(こみずはま)海水浴場は、ツインズビーチと呼ばれています。小水浜海水浴場は、広い休憩スペースや駐車場が充実していてファミリーに人気のビーチ。塩樽海水浴場は、マリンスポーツが手軽に楽しめます。2つの海水浴場は遊歩道で結ばれているため自由に行き来ができ、1日で違った魅力を持つ2つのビーチを満喫できます。錦浜海水浴場 (にしきはまかいすいよくじょう)は、壱岐のビーチの中でもマリンスポーツのメッカとなっており、ジェットスキーやサップ、ダイビングなども楽しめます。壱岐イルカパーク&リゾートは、壱岐島北部の天然の入り江を仕切ってできた海浜公園で、イルカに触れることができ、イルカのトレーニング体験ができる人気スポットとなっています。

釣り人の聖地といわれる玄界灘の好漁場
500年もの歴史ある焼酎の発祥の地

壱岐島は、1年を通して釣りを楽しむことができ、釣り人の聖地といわれています。玄界灘の好漁場にめぐまれており、さまざまな魚を釣ることができます。アジングやエギングでヒラス(ヒラマサ)やブリ狙いのルアーゲームや沖磯でのイシダイ釣りなど、四季を通して多様な釣りを楽しめます。遊漁船に乗って玄界灘へ繰り出し、船釣りも可能。また、グルメにも目が離せません。壱岐島は麦焼酎発祥の地で、500年もの歴史があります。きれいな地下水と上質な穀物を使った壱岐の麦焼酎は、極上の味を醸しだしています。壱岐のイチ押しグルメとしては、甘くとろけるようなウニ。壱岐で主に獲れるのは、定番のムラサキウニ、ガゼウニ、そして幻のウニと呼ばれる赤ウニの3種類です。ウニ漁は4月中旬〜10月中旬行われ、島内には約300人の海女や海士がおり、その多くは昔ながらの素潜り漁です。幻の銘牛「壱岐牛」は、壱岐生まれ壱岐育ちの黒毛和種。ほどよい脂身と柔らかい肉質が特徴です。島内の飲食店ではさまざまな料理で壱岐牛を楽しむことができます。島に伝わる「ひきとおし」というもてなしの鍋料理は、鶏ガラ出汁に醤油で甘辛く味付けしたスープに、鶏肉や野菜、壱岐豆腐、そうめんを入れて煮込んだもので、島のグルメとして人気の高い1品です。

情報提供 / 一般社団法人 壱岐市観光連盟
画像提供 / 一般社団法人 壱岐市観光連盟

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