美しい海と巨大な珊瑚礁群と
湿原がある島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 沖縄県

池間島 いけまじま

面積
約2.83㎢
人口
約567人
観光スポット
八重干瀬、池間湿原
特産
鰹節など
アクセス
那覇空港から飛行機で約50分、宮古空港で降機。バスまたはタクシーで約30分
URL
https://www.okinawastory.jp/about/miyako_area/ikema/

池間島 ikemajima

県内最大級の珊瑚礁郡が存在
大潮の日だけ姿を現す八重干瀬

宮古島の北西1.5kmに位置する有人離島です。池間島の東には、神の島と呼ばれる大神島があり、南西部には伊良部島を望めます。橋の開通前は船で行き来していましたが、1992年に宮古島と池間島を結ぶ池間大橋が開通し、宮古島からは車では30分ほどで行くことができます。池間島は周囲約10kmの小さな離島で、白浜のビーチがある美しい海に囲まれています。島周辺には「八重干瀬(ヤビジ)」と呼ばれる県内最大級の珊瑚礁群が散在しているのが特徴で、特に北から北東にかけての約5 ~15km沖には、八重干瀬と呼ばれる巨大な干瀬があり、ダイビングスポットとして知られています。2013年、国の名勝と天然記念物に指定された八重干瀬は、年に数回満潮と干潮の差が大きい大潮の日にだけ、海面上に姿を現すことから「幻の大陸」とも呼ばれています。沖合でありながら水深が浅く、沿岸部ではあまり見ることのできないサンゴ礁や魚を見ることができます。また、八重干瀬を間近に見ることができる観光船やサンゴ礁の海を泳げるダイビング&シュノーケリング専門店などがあり、子どもから大人までそれぞれの楽しみ方ができます。島の中央には宮古諸島最大の湿原「池間湿原」が広がっており、キシノウエトカゲなどの稀少な生物が生息しているほか、渡り鳥の飛来地としても知られています。2011年11月に島全域が鳥獣保護区に指定されています。

池間湿原は県内最大級の広さ
野鳥観察小屋もあり渡り鳥が観察できる

池間島湿原は、かつて東西2つに分けられていた島が、長い年月を経て繋がり、2つの島を隔てていた海峡が湿原として取り残されてできたといわれています。入江干拓工事や漁港の整備で外海と遮断され、取り残された海が淡水化した湿原です。広さは約38haで、県内最大級の湿原となっています。環境省選定の「日本の重要湿地500」にもなっており、ハシビロガモなどのカモ類や、ダイサギなどのサギ類が数多く生息する地域で、多くの渡り鳥たちの休憩所になっています。野鳥観察小屋も設置されており、バードウォッチングも可能。 また、宮古諸島の中で最初に宮古島と橋でつながったのが池間島です。池間大橋の全長は1,425mあり、海の上をまっすぐに伸びるその美しさと橋の上からの透明度の高いエメラルドグリーンの海を一望できる場所として、宮古諸島の中でも有数の人気スポットとなっています。歩いてみると、眼下の白砂の海底に珊瑚と魚を見ることができ、左手に伊良部島、右手に大神島を見渡せます。池間島には都会のような建物や照明もないため、海に沈む美しい夕日とともに、夜は満天の星空が広がります。無数に輝く星が落ちてきそうなほどの星空を満喫できます。

島内には美しいビーチが数か所あり
シュノーケリングスポットツアーも人気

池間島には美しいビーチが数か所あり、海水浴だけでなくシュノーケリングのスポットとしても人気。初心者の方も気軽にシュノーケリングデビューをすることができます。シュノーケリングスポットを巡るツアーは、水着とタオルだけで参加することができ、ウミガメやサンゴ礁、八重干瀬を見ることができます。ダイビングを体験できるダイビングショップも数軒あります。島の北側にあるフナクスビーチは、満潮時にシュノーケリングをすると、サンゴ礁や熱帯魚に出会えるスポットとして人気。ロープを伝って崖を降りた先にあるカギンミビーチは、自然のままの姿が残る美しい光景が広がります。池間島の南東部、池間大橋の近くにあるマサカダツビーチは、半月の形をした美しい白浜と青い海が魅力。島の中心部にはカフェや海鮮料理の食堂があり、海を楽しんだ後においしい食事を味わうこともできます。ほかにも潮風を受けながらのサイクリングも爽快です。周囲10kmほどの島なので自転車なら約30分、車なら10分ほどで島をまわることができます。ぐるりと島を1周ドライブしながらビーチめぐりをするのもおすすめです。

池間ドライブインは特産品がずらりと並ぶ
池間大橋付近のカフェでは沖縄スイーツを堪能

少し休憩したいときは、島のあたたかさに触れられる「池間ドライブイン」がおすすめです。 宮古島から池間大橋を渡り切ったところの右手にあります。池間島や宮古島の特産品を購入できるお土産屋が併設されている食事処「海美来」や、沖縄らしい雑貨を販売している「あだん」、新鮮で安い海ぶどうを購入することができる「GAFUマート」などがあります。ほかにも、島の人が運営する海産物などの直売所もあり、島で獲れた産物やお土産などを買うことができます。島中心部には食料品やお酒を販売している小売店「浜元商店」があり、オリオンビールも購入できます。いくつかの店舗には、展望台やテラスも設置されており、裏手に広がる穏やかなビーチの美しい景観を眺めながら食事を楽しめます。 池間大橋たもとにある食事処「海美来」は、サザエそばと紅いももちが人気。また池間大橋から車で5分ほどの位置にあるペンションイリオスに併設されている「CAFEタソス」は、海が見えるテラス席があり、野菜たっぷりのパスタやカレーライスなどが食べられます。海が目の前に広がるオハマカフェでは、色が華やかでビビットなトロピカルドリンクや黒糖ぜんざいなど、おしゃれで沖縄らしいおいしいスイーツを堪能できます。

情報提供 / 宮古島観光協会

【 新型コロナウイルス感染症による影響について 】
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また、各離島への渡航時にはコロナウイルス感染防止に充分配慮をお願いいたします。

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