うさぎと美しいサンゴ礁に
出会える島
SHIMA INFORMATION
九州・沖縄エリア/ 沖縄県
加屋真島 かやまじま
- 面積
- 0.39㎢
- 人口
- 1人(2021年3月時点)
- 観光スポット
- サンゴ礁の海
- 特産
- ー
- アクセス
- 那覇空港から石垣空港まで約60分。石垣空港から石垣港離島ターミナルまでバスまたはタクシーで約30~45分。石垣島発のツアーに参加
加屋真島 kayamajima
西表島石垣国立公園に属している島は
自然とサンゴに囲まれた絶景の景観
加屋真島は沖縄最南端の八重島諸島にある有人島です。石垣島の西約15km、小浜島の北約1.5kmに位置し、周囲は2.5kmの小さな島で、小浜島から船に乗って約10分で到着します。2020年3月末時点で住民は1人となっています。島内には数本の道があり、歩いていくと徒歩約15分で東側に位置する最高地点の丘に到着します。そこからは小浜島が見え、360度の眺望が可能です。
この丘の頂上には石積みの遺跡が残っており、遠見代的な役割をしていたといわれています。さらに、土器の欠片や沖縄産陶器、15世紀ごろの中国産陶磁器が出土しています。近世では、小浜島の島民が田畑を耕したり、牧場を開いたりして通っていたといわれています。西表島と小浜島の間にあるヨナラ水道から加屋真島を経て竹富島までの海域は「竹富島タキドゥングチ・石西礁湖北礁・海域公園地区」として「西表石垣国立公園」に属しているほど自然やサンゴに恵まれています。
約500羽の野うさぎが生息
天然記念物や絶滅危惧種の生物も貴重な存在
島内には約500羽の野うさぎが生息しています。島歩きをしていると、所々にいるうさぎが可愛らしくほっこりした気持ちになるはず。このほかにも天然記念物のオカヤドカリや絶滅危惧種に指定されているヤシガニや野鳥のコアジサシがいます。加屋真島には売店や商店、自動販売機などはないので、食べ物や飲み物は持っていくようにしましょう。日帰り観光での利用の他にキャンプの出来るプランもあります。加屋真島の砂浜には大きな木のブランコが設置されていて、目の前に広がる海を見ながら乗るブランコは非日常を味わえるスポットとなっています。
約400種類のサンゴ礁が美しい海で
シュノーケリングを堪能
約400種類もある美しいサンゴ礁が広い範囲で分布しているので、シュノーケリングには最適の島です。特に、加屋真島は日本で最大規模を誇る石西礁湖付近に位置するので、海の中の景色は息を呑むほど絶景が広がっています。加屋真島の白い砂浜は、サンゴの骨や貝殻が堆積して白くなっています。シュノーケリングなど海のアクティビティーを楽しむのもおすすめ。サンゴ礁の周りに集まった熱帯魚を見ると、リゾートなひと時を感じること間違いなし。
また、加屋真島ならではのイベントも満載です。2018年7月7日に開催された「カヤマ島七夕星まつり〜天の川に愛を歌う〜」というイベントでは、1泊2日で約200人もの参加者が集いました。星空観察会や沖縄出身の夏川りみさんらによるライブが行われました。島へ行く際は、イベントもチェックして参加してみましょう。
情報提供 / 竹富町役場
画像提供 / 竹富町役場
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また、各離島への渡航時にはコロナウイルス感染防止に充分配慮をお願いいたします。