西日本でも屈指の
夕日を拝める島

SHIMA INFORMATION

中国エリア/ 山口県

笠戸島 かさどじま

面積
約11.67㎢
人口
約839人
観光スポット
国民宿舎大城、はなぐり海水浴場
特産
笠戸ひらめ、笠戸とらふぐ、笠戸ひらめのパエリアの素など
アクセス
山陽新幹線徳山駅から下松駅まで山陽本線約8分。下松駅から笠戸島まで防長バス約10分
URL
https://kudamatsu-kanko.jp/

笠戸島 kasadojima

島特有の海岸線と豊かな自然
夕日のほか絶景スポットが多数

笠戸島(かさどしま)は山口県南東部、下松(くだまつ)市沖に位置する瀬戸内海の島。1970年、笠戸大橋によって本土と結ばれて交通アクセスは良好。笠戸大橋は、瀬戸内海に映える真紅の美しい橋です。島内の山林は自然休養林に指定されており、瀬戸内海国立公園の一部となっています。「七浦七岬」と呼ばれる変化に富んだ海岸線と豊かな自然に恵まれた風光明媚な島です。景観を味わうなら、海の上を歩く海上遊歩道や、眺めの良い海岸線の「はなぐり浜」などがおすすめ。また、「しまやま100選」選出の摺鉢山や高壺山などを歩く約12kmのハイキングコースも自慢。変化に富んだコースは全国的に珍しく、ほとんど車道を通らないため、安心して海と山の眺望を楽しむことができます。笠戸島から見る夕日は西日本屈指の美しさを誇り、夕日の名所として有名です。水の浸食により穴の開いた「はなぐり岩」とともに見る夕日は特に絶景。それを見られる夕日岬は多くのカメラマンが訪れる人気スポットです。また、笠戸島家族旅行村の展望台からは瀬戸内海を一望でき、夜にはコンビナートの幻想的な夜景も堪能できます。ほかにも、幸せを呼ぶ鐘「四季の風鐘」は、多くの人々の幸を祈り建てられました。特産品は笠戸ひらめ、笠戸とらふぐ、笠戸レモンなど。それらは島内の国民宿舎大城や下松市内の飲食店で食べられます。また、笠戸ひらめ、きのこ、レモン、にんにく、そしてブリキ缶も全て下松で作られた「笠戸ひらめのパエリアの素」が新たな特産品として注目されており、お土産としてもおすすめです。

全室がオーシャンビューの「国民宿舎大城」
開放感抜群の露天風呂で旅の疲れを癒す

宿泊施設「国民宿舎大城」は全室がオーシャンビュー。どの部屋に泊まっても夕日の名所として知られる笠戸湾の絶景を堪能できます。また、宿泊者以外も利用できるレストランでは島の絶品グルメランチを、天然温泉「大城温泉・潮騒(しおさい)の湯」では雄大な笠戸湾の大パノラマを満喫できる「岩風呂」や、湯面と海・空のシームレスな景色の一体感を味わえる「インフィニティ風呂」を楽しめます。炭酸泉とサウナも完備されており、旅の疲れを癒してくれます。国民宿舎大城から徒歩2分ほどの位置にある公園には、「スキーと日本の航空の先駆者」で、長いひげがユニークな偉人、長岡外史の像があります。笠戸島深浦湾の西側に鎮座する「厳島明神」の祭神は伊都岐島姫命(イチキシマヒメ)です。その昔、伊都岐島姫が安住の地を探して筑紫(福岡県)から瀬戸内海を東に向かって航海していました。その途中で深浦に泊まった際、山や海の景色を気に入り永住の地にしたいと思いました。しかし、笠戸島には七浦に七恵比寿を祭らなくてはならないのに一浦足りず、あきらめて東の安芸の国「宮島」へ移られたとの伝説があります。また、巌流島の決闘で有名な佐々木小次郎が、宮本武蔵を追って九州に下る途中で笠戸島に立ち寄ったときに、笠を松の枝に掛けました。その松が「笠かけの松」です。現在も「笠かけの松」の子孫にあたる松が残っています。

四季折々の楽しみ方を満喫
絶景と味わうアクティビティ

春は河津桜と菜の花の競演、夏は「はなぐり浜」で海水浴やひまわり畑、秋は温暖な気候の中での島内ハイキング、冬は国民宿舎大城の温泉など、オールシーズンで楽しめるのが島の魅力。はなぐり浜から続く「海上遊歩道」は、まるで海上を歩いているような開放感を味わえます。標高150mにある「笠戸島家族旅行村」は、笠戸湾を見渡す丘の上で、眺望を楽しみながらケビンでの宿泊、オートキャンプ、バーベキュー、足湯を楽しむことができます。昼間は海と空の青さを、夕方は海に沈みゆく美しい夕日、夜には満天の星を見ることができます。ソロキャンプにも人気のスポットで、19サイトあり、1サイトにつき1台の駐車スペースがあります。自然に囲まれたサンセットケビンは、1棟最大5人まで利用でき、家族や友人と楽しい時を過ごすのに最適。サンデッキからはゆったりと星空や自然を眺めることができます。バーベキューガーデンでは、1卓6名まで家族や友達と囲むことができ、屋根付きなので安心。キャンプやサンセットケビンで宿泊する場合だけではなく日帰りでも利用できます。

アクセス抜群の離島だから
気軽にイベントや体験を楽しめる

夏に行われる「くだまつ笠戸島マリンイカダレース大会」は、笠戸島はなぐり海岸で開催されます。全国でも珍しい参加者が手作りしたイカダを使った海でのレースで、スピードやデザインを競います。冬に行われる「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」は、変化に富んだ海岸線を活かしたコースで繰り広げられる山走イベント。トレイルランニングとはハイキングコースや登山コースなどの自然の中を走ることで、近年人気が高まっているアクティビティーです。コース内に設置される給水所(エイド)では地元の食が振舞われ、沿道では選手1人ひとりへの声かけや、大漁旗による応援など、下松ならではのおもてなしがあり、県外や海外からのランナーにも非常に人気が高いイベントです。ほかにも、2~3月の開花時期に合わせて開催される「笠戸島河津桜まつり」や国民宿舎大城で開催される「笠戸島まつり」などのイベントも。2020年4月には、ひらめきパーク笠戸島(下松市栽培漁業センター)がリニューアルオープン。国内最大級のタッチングプールが設置され、笠戸ひらめの餌やり体験ができます。笠戸島は、下松駅よりバス10分ととてもアクセスがいい島で、下松駅南口にある観光案内所では、レンタサイクルやアウトドア用品のレンタルもあり、身近で気軽に楽しむことができます。

情報提供 / 下松商工会議所

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