海と自然と島人の笑顔に
心奪われる島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 沖縄県

宮古島 みやこじま

面積
約204.20㎢
人口
約52,213人
観光スポット
ビーチ、史跡
特産
フルーツ、海産物、織物、宮古焼き
アクセス
那覇空港から宮古空港まで約50分
URL
https://miyako-guide.net/about/

宮古島 miyakojima

隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなり
宮古群島8つの島の中で最も大きい

宮古島は、沖縄本島と台湾のほぼ真ん中に位置し、石垣島からは約130㎞離れている離島です。宮古島を含め池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島の8つの島を宮古群島といい、その中で宮古島は最も大きく、群島の中心的な存在です。島はほぼ平坦で、1番高い山でも114m、砂石と泥板岩が重なり合ったブロック形成となっていて、総面積の半分が耕地面積です。冬場も暖かい高温多湿で亜熱帯海洋性気候に属しており、平均気温は摂氏23.3度、最も寒い1月から2月でも15〜16度が平均気温です。また、夏から秋にかけて酷暑が続き、気温が30℃を超える日がほとんどで、9月は台風が直撃することも。10月になると朝夕が涼しくなり、宮古島の風物詩である「サシバの群れ」が見られます。温暖な気候から農地も多く、酷な環境下でも育ちやすいサトウキビ畑をはじめ、近年は熱帯果樹の生産にも力を入れています。また、年々観光客は増加しており、大型リゾートホテルや観光施設も多くなりました。全日本トライアスロン宮古島大会が国際的なイベントとして定着したことから、スポーツをはじめレジャーが楽しめる人気の離島です。

1300年代にはすでに存在していた宮古島
国指定の重要文化財や天然記念物の宝庫

宮古島に住んでいたと思われる人が中国の温州に漂着したことが中国の歴史書に記録されており、この時はじめて宮古島の存在が書物に現れました。長い歴史のある宮古島には、市の指定文化財が100件を超え、沖縄県内の市区町村の中でも最大件数を誇っています。国の指定文化財も20件を超えており、国指定天然記念物としてカラスバトとリュウキュウキンバト、オカヤドカリなどが、国指定重要文化財には豊見親墓3基、国指定名勝として下地島の通り池などがあります。中でも有名なのが3つのお墓から構成される「豊見親墓」。1つ目は「仲宗根豊見親の墓」、宮古の主長を務めた中曽根豊見親をはじめ、忠導氏一門が祀られています。2つ目は「知利真良豊見親の墓」で1つ目の仲宗根豊見親の3男で宮金氏一門の墓、子孫である平良の頭だった宮金氏寛富により造られました。3つ目の「あとんま墓」には忠導氏の継室が祀られています。これら3つのお墓の入り口にはつんぷん(ひんぷん)と呼ばれる目隠し用の壁や塀があることや、墓室の上部に短い石柱が立っている共通点があります。石柱には梁をかけて屋根を覆うことができる窪みがあるなど、宮古島でしか見ることができない大変貴重な構造をしているお墓です。

南国気分を味わえる白い砂浜と青い海
海水浴やマリンスポーツを満喫

観光客が多く訪れる宮古島には観光スポットが多く、その中でも外せないのがエメラルドグリーンに輝く海と白い砂浜がおりなす美しいビーチです。「与那覇前浜」は、7㎞にも渡る白い砂浜に透明度の高い海が印象的なビーチで、東洋で1番美しいといわれている海岸です。宮古島で開催される全日本トライアスロン宮古島大会のスタート地点にもなっています。また、海水浴のほかにマリンスポーツやビーチ沿いの散策におすすめの「パイナガマ」、砂の丘を越えた先にある真っ白な砂浜が特徴的な「砂山」、熱帯魚やサンゴを見ることができる浅瀬の「新城海岸」、シュノーケリングのポイントとして人気が高い「シギラビーチ」、日本の渚百景に選ばれている「佐和田の浜」など、ほかにも多くのビーチがあります。同じ宮古島にあるビーチでも、それぞれ魅力が異なるビーチが多くあります。手つかずの自然が残されたビーチが多い宮古島、運が良ければ間近でウミガメやエイなど大型の魚が見れることもあります。ただ、景観や自然が壊れないようビーチにトイレやシャワーなどの設備がない場所もありますので、行かれる際は事前にチェックされることをおすすめします。

古き良き民俗芸能や伝統行事が多く
近年はスポーツイベントも開催

旧暦の1月に行われる「十六日祭」は、親戚一同本家と分家が全員集まり、ごちそうを持ってご先祖様のお墓の前で食事をともにします。この日ばかりは、子や子孫が遠方にいても帰ってくるほど、島民にとっては大変重要な行事となっています。また、大漁と無事故・安全を海の神様に祈願する伝統行事「ハーリー」が旧暦5月4日に行われます。ハーリーレースなどが開催され、その姿は大変勇壮で見るものを魅了させます。また、宮古島ではスポーツイベントも盛んで、「全日本トライアスロン宮古島大会」をはじめ、「宮古島100㎞ワイド―マラソン大会」も多くの観光客が参加するスポーツイベントの1つです。そして「ツール・ド・宮古島」は平均速度が25㎞と初心者の方でもチャレンジしやすいロードレース、美しい景色の中を颯爽と駆け抜けられるとあって人気があります。「宮古島ミュージックコンベンション」など、観光と併せて挑戦できるスポーツイベントが豊富なため、近年の宮古島への渡航者数は増加の一途を辿っています。1年を通じてさまざまイベントが開催されていますので、ぜひお目当てのイベントと併せて宮古島を堪能しましょう。

情報提供 / 宮古島観光協会

【 新型コロナウイルス感染症による影響について 】
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また、各離島への渡航時にはコロナウイルス感染防止に充分配慮をお願いいたします。

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